前の画像へ
次の画像へ

2023年5月20日 / El Cerrito, California / スクール・セミナー

拡大
終了しました
会場 El Cerrito の八百屋:10566 San Pablo Ave. El Cerrito, CA 94530
住所 10566 San Pablo Ave., El Cerrito, California, 94806 USA
日程 2023年5月20日
時間 10時00分~17時00分
[時間詳細]

[アクセス]

[会場詳細]

Web Access No.1134403

庖丁(キッチンナイフ)研ぎます

El Cerrito の八百屋さんにて庖丁(キッチンナイフ)研ぎます
Kenma-shi (Polisher )研磨師
Harunaka Hoshino  星野治仲
PO Box 12235, San Francisco, CA 94112
Tel (415) 585-9499
E-mail: SFShinken@att.net
Facebook addresses: Harunaka Hoshino
San Francisco Nipponto Society

吾輩は、日本刀が、研磨できるので、包丁、カンナ、ノミなどの大工道具も、簡単に、研いでいます。 愛妻のキッチンナイフは、常時鋭く、台所で使う時は、余計な力が必要無しなので、実に良く切れます。 彼女の手作り料理は手際良く進んでいます。 厳密に申し上げますと、野菜を切る包丁、果物を切る包丁、魚をさばく包丁、硬いもの特に骨などをぶった切る包丁が全て、キッチンに揃っていると、ごはん造りとおかず作りが、手際良く運ぶものです。 良い包丁に大金を出して一回買えば、それで、こと足ります。 投資の為と割り切って下さい。 信用のできる刃物屋さんを確保し、より良い包丁を買い入れるべきです。 侍の国、日本には、世界一切れ味の良い包丁が存在します。


包丁の研ぎは、そんなに難しいものではありません。 包丁を当てる砥石と包丁の平面の角度が、しっかりと決まれば、自動的に、包丁は、研いでいて鋭くなって来ます。 ここで、企業秘密を一つ伝授致します。 前記の角度は、10円玉が2枚入る隙間で研いで、行けば大成功です。 砥石は、包丁研ぎ用なら、人工砥石(人造砥石)で、十分です。 荒砥石から初めて、中砥石、細砥石、仕上げ砥石と進んで行けば宜しいです。 ここで、又、企業秘密の伝授です。 最終的な砥石は、京都本山の内曇地砥を使うと、実に決まります。 研いでいる最中は、面直し(つらなおし)を、常時必ず致しましょう。 砥石の表面を、でこぼこにしないで、かまぼこ型のようにします。 面直し用の石で、砥石の表面を削ってならすのです。 包丁と砥石の当たる場所は、点と考えれば、納得が行くと思います。

吾輩は、311の地震と津波の犠牲者に対して包丁を研いで、募金を集めて、日本へ送る活動も致しておりました。 犠牲者が、沢山出て以来いろいろな場所で、包丁研ぎを致しました。 研いだ包丁は、500丁以上です。 場所はサンフランシスコ、サンノゼ、クペティーノ地域でした。 高齢者の為の出張の研ぎもさせていただいています。

研ぎの代金は、御奉仕価格で8ドルです。 包丁研ぎの技術も特訓で教えます。 ちなみに、吾輩は、ハサミも研ぎます。ハサミの研ぎ代は、大が8ドルで、小が6ドルです。 包丁研ぎの現場では、プライベートで、包丁に関するコンサルテーションを、致し、質問も承ります。 5月20日(土曜日)ご家族様方々、友達を、誘って、八百屋さんの真ん前に、ぜひ来店して下さい。

庖丁研ぎについて少々
刃こぼれの大きさや、状態にもよりますが、手作業ですので、庖丁一本の終了時間に、15分から20分は、かかります。
吾輩は、水が自動的に、出てくる特殊な研ぎの金属性ベンチ(台)を、試行錯誤で、設計し、作製致しました。 現在、同じような特殊ベンチが、サンフランシスコの自宅に、5台有ります。 我日本武術鍛錬協会の道場で、生徒や顧客に、包丁研ぎを、指導しています。
研ぎの過程は、刃こぼれを、取り去る作業が、荒研ぎです。 次に、整形をして、全体の形を、整えるのが、下地研ぎです。 次が、仕上げ研ぎです。最終的に、 京都産の内曇の地砥で、表面をならして、終了です。 この最終過程は、一応、企業秘密です。 
研ぐ庖丁の全過程を、終了する為の砥石は、7種類か8種類使用致します。 手抜きをすると、庖丁は、切れません。 砥石は、人工(人造)の石です。 石のグリットナンバーは、180、220、400、600、700、900,1000、1200、そして 2500番です。 最終過程に使用する京都産の内曇の地砥は、天然の砥石です。
研ぎは、水仕事であり、手が荒れたりします。 ある面では、研ぎの仕事は、過酷です。 特に、冬場の庖丁研ぎは、ドギツイです。 手が、ガサガサになったり、指が、割れたり、タフな仕事です。 又、庖丁研ぎで、御奉仕を致したい奇特な方々は、アンマリ、最近では、見かけません。 究極の癒しは、『他人に、何かを、してあげること』と、私は、いつも思っています。 

星野治仲
桑港(サンフランシスコ)日本刀修理修繕処所長兼経営者兼仕事人
[お問い合わせ先]
SFShinken@att.net
  • [登録者]Banmasu-Hoshino
  • [言語]日本語
  • 登録日 : 2023/04/21
  • 掲載日 : 2023/04/21
  • 変更日 : 2023/04/21
  • 総閲覧数 : 602 人